SOLDIERS of FURY

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《DVD紹介》歴史上存在しなかったはずのアメリカとソ連の戦争。

それは1970年のベトナムで、密かに行われていた。ソ連が極秘で派兵した《歴史から消された》6,000名の男たち。彼らは地獄の最前線で何を見たのか?その真実が今明かされる。

ベトナム戦争終戦40周年を迎える2015年。そのベトナム戦争の知られざる真実を描く衝撃の戦争アクション!

《ストーリー》1970年、泥沼化した戦闘が続くベトナム。ソ連軍特殊部隊のパヴェルは、最前線に潜入して敵の要人を暗殺する極秘指令を受けた。だが軍上層部の謀略によ り、アメリカ軍だけでなく味方からも追われる立場になってしまう。米軍脱走兵のエディ、北ベトナム軍のタンと共に、激戦を続けながら敵中を突破し、ター ゲットに迫るパヴェル。男たちは任務を遂行して、この地獄の戦場から脱出することが出来るのか? (パッケージ商品説明文より)

《感想》(ネタバレ注意) 原題はCHUZHAYA VOYNA / THE SOLDIER 邦題はブラッド・ピット主演の『フューリー』に便乗するかのような『ソルジャーズ・オブ・フューリー』…..

まぁ、題名は置いといて肝心な映画の内容ですが、1回見ただけでは良く分からない?映画です。紹介文にも書いてある通り、ベトナムに派遣されたソ連軍特殊部隊の主人公の話なのですが、主人公が劇中使用する武器(M16)や装備が、ほとんど米兵と同じなので、戦闘シーンなど見ていて、見方なのか敵なのか非常に分かりづらいです。 

なぜ分かりづらいのか?…当時、旧ソ連軍はベトナムへの軍事顧問団の派遣や武器の支援などは行っていましたが兵士の派兵は一切認めていませんでした、しかし実際は6.000名ほどのソ連軍兵士を派兵していたようで、ソ連が崩壊した1991年直後、ロシア政府の役人がその事実を認めています。このことから派兵された兵士は通常の地上戦ではなく、特殊任務に従事することが多いと思われ、実際にあったその任務の性質上をリアルに描いたのか?、または演出上なのか分かりませんが、劇中登場するソ連軍特殊部隊隊員が初めからM16を携行していると言った、紛らわしい設定になっています。せめてこの辺は”娯楽作品”として分かりやすくAKなりを持っていて欲しかったですね。

そのほかにもこの映画を分かりづらくしている要因に、主要登場人物の設定があります。主人公のソ連軍特殊部隊のパヴェルに、北ベトナム軍のタン、米軍脱走兵のエディ、この3人が共にアメリカ軍(南ベトナム軍)や見方からも追われる設定なので、もう何がなんだか?ボケ~っと観てると訳が分かりません。 :-?

観終わったあとの感想は、はっきり言って『???』 映画の終わり方もイマイチだったので、完全に不完全燃焼です。よくある大作映画を観終わった後の爽快感や感激、感動や、特になにかを考えさせられることもなく、『う~む、良く分からんかった』って言うのが、1回目視聴の感想ですかね。あと何回か見てみます。

戦争映画には肝心な戦闘シーンですが、個人的には少しボリューム不足ですかね~この辺だけでも派手に演出しておけば単純にドンパチ映画が好きな人には喜ばれたかも。。。

最後に個人的な評価ですが、映画というものは作り手側の趣旨や思想、作品に込めた主張は簡単には観る側としては理解できるものではありません。観る側は単純に映画=娯楽として作品を観ると思います。 作り手側がこの作品を単に戦争映画の娯楽作品として制作したのであれば、個人的評価は★★☆☆☆(2点:5点満点中) 実話に基づくノンフィクション作品として製作したのであれば、もう少し評価はよいのかも知れませんが、個人的にノンフィクション作品として観るには、映画の作風やカメラワーク、演出などに説得力が感じられませんでした。 

あまり知られていないソ連軍がベトナム戦争に参戦していた事実を題材にした映画。作品の材料は良かっただけに、あともう少しって感じの作品でした。 それでも観るに耐え難いほどのB級映画ではないので、好きな方はどうぞ。 :-)

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